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咲夜1 1スレ目 38 「咲夜さん!オレを第二のメイド長にしてください!」 1スレ目 179 咲夜さんに 「あなたの微乳は最高です!!」 って言って告白 命の保障はできないけど( A`) 1スレ目 199-202 「失礼します」 そう言って俺は目の前の重厚な扉を開けた。 扉の向こうは真紅の部屋。 中央に置かれた豪奢な椅子の肘掛に頬杖をつき、薮睨みの視線で僕を縫い止めているのがこの館の、そして俺達使用人の主であるスカーレット御嬢様だ。 白磁よりも白い肌と、紅玉よりも紅い瞳。 すらりとした切れ長の眉は意志の強さを如実に表わしている。 眉を通り、整った目鼻立ちの下にある柔らかそうな唇から覗くのは、明らかに人外の種である証の牙。 外見の幼さからは想像もつかない強烈な威圧感と、魔性の者のみが持ち得る傾国の美貌。 俺如き脆弱な人間風情には、濫りに近付く事さえ許されない――――俺がそんな錯覚を覚えるのに、十二分にしてお釣りが来る程の魅力を、スカーレット御嬢様は備えていた。 「何をしているの。さっさと入りなさい」 不機嫌さを隠そうともしない声で、萎縮してしまった僕を呼びつける御嬢様。 視認出切るほどの不機嫌オーラを纏う御嬢様に近付くのは、はっきり言って泣きたくなるくらい怖い。 俺は、使用人魂で恐怖をねじ伏せ歩を進めた。 それと同時に、僕は何故御嬢様の御部屋に呼ばれたのか考えていた。 俺の仕事は基本的に雑用や外回りの警備ばかりで、御嬢様の身の回りのお世話に直接関わるような機会は無い。 仕事では大きな失敗もしていないし、呼びつけられる様な原因が思いつかない。 しかし、それでも俺は外勤組の中では格段に御嬢様と出会う人間らしい。 一日に三度は廊下で擦れ違ったり視線が合ったりすると仲間内で話したら、皆一様に驚いていた。 曰く、外勤は一週間に一度御嬢様をお目にかかれたら上出来、なのだそうだ。 もしかしたら、その辺りが今回呼ばれた原因なのかもしれない。 余りにも顔を合わせる回数が多いから、サボってるんじゃないかと思われてたりして。 内心で首を捻る俺に、御嬢様は言い放った。 「単刀直入に聞くわ。貴方、咲夜に何をしたの」 心臓が跳ね上がった。口から飛び出たかと思った。 十六夜咲夜さん。 ここ紅魔館の使用人と侍女の頂点に立ち、人知を超越した能力を持つ、文字通り完全で瀟洒なメイド長。 御嬢様が紅魔館の象徴であれば、咲夜さんは紅魔館の中枢と言ってもいい。 「……い、いえ。特にこれといって何かをしたという記憶はありませんが」 俺の短い人生の中でも最大の集中力と精神力を振り絞り、可能な限りの平静を装って俺は答えた。 誰よりも御嬢様に忠節を誓う咲夜さんだけど、まさか咲夜さんてばあんな事まで御嬢様に言うのか。 俺は一週間前の出来事を思い出していた。 今、俺が咲夜さんと聞いて思い出すのはそれしかない。 一週間前――――咲夜さんに告白して、思いっきりフラれた事を。 勿論、OKなんてもらえるとは思っていなかった。 ただ、咲夜さんに自分の想いを知ってもらえればと、それだけが望みの告白だった。 この気持ちは、好きというより、むしろ憧れに近いものだったのだろう。崇敬と言い換えてもいいかもしれない、そんな一方通行の想いだった。 それでも返答が『そう……それじゃ』だけでくるりと踵を返して去ってしまったのは流石に多少傷付きもしたけれど。 ダメでもせめてもう少しリアクションが欲しかった。 高望みだとか無謀だとか言いつつも撃沈した俺に同僚達が奢ってくれた酒は少ししょっぱい味がした。 兎に角、あれ以来咲夜さんとは全く顔を合わせていない。 むしろ避けられているような風潮さえある。本当にちらりとも姿を見ないのだ。 現に、今だって普段は御嬢様の御付である筈の咲夜さんなのに、どこにも姿が見当たらない。 気が滅入りそうになるが、これはどう考えても嫌われてしまったと見るのが妥当なんだろう。 …………やばい、また涙が出そうになってきた。耐えろ俺。 だけど、よくよく考えてみると何もしていないというのは間違いじゃないのだ。 咲夜さんからしてみれば、俺はどうでもいい人間なのだから。自分で言うのも悲しいが、告白なんてされようが関係ないのだし。 そんな俺の発言に、しかし御嬢様は苛立たしそうに席から立ち上がると目にも止まらぬ速さで俺の眼前へと移動し、 「てぃ」 「ぅぁ痛゛ぁっ!!?」 デコピンを頂戴してしまった。 あまりの痛さに頭が割れたかと思った。 「お゛お゛お゛お゛お゛……」 そのまま御嬢様の前である事も忘れもんどり打って転げまわる俺。 鼻息を荒げ腕を組みながら御嬢様が言う。 「この私に嘘とはいい度胸ね。貴方が咲夜に何かけしかけたのはお見通しなのよ!」 「ええっ!?」 「私の能力を知らないの? いいわ、特別に貴方にも見えるようにしてあげる」 ぱちん、と御嬢様が指打ちをすると、俺の視界が一瞬、真っ赤に染まり―――― 気付くと、俺の腕といい首といい脚といい、身体中のありとあらゆる部分から、細長い糸が張り巡らされていた。 糸は部屋の壁をつきぬけ、思い思いの方角へと一直線に伸びている。 太さや色は様々で、緑、青、白、黄、紅、茶、黒、そして、 「……この糸だけ、やたら太っといですね。あの御嬢様、これは一体……?」 「俗に言う『運命の糸』って奴よ。貴方と周囲の人間のエニシを可視化したの」 成る程。これは確かに、運命を操る御嬢様にしか出来ない業だ。改めて御嬢様の力の一角を見せ付けられ、俺は感嘆した。 「視覚化ついでにちょっと手品を加えておいたわ。貴方、ちょっとその糸引っ張ってみなさい」 「え?はい」 俺は言われた通りに手首から出ている紅い糸、いやもう綱と言っていいようなそれを引いてみた。 部屋の窓際、紅色のカーテンの向こうに繋がっていた綱がぴんと張り、その次の瞬間。 「きゃっ!」 小さな悲鳴と共にカーテンの裏側から転げそうになって飛び出てきたのは、俺と同じく手首に綱を結わえた咲夜さんだった。 「あ……」 「う……」 何故そんな場所に隠れていたのか。 この糸の太さは何なのか。 そんな疑問を吹き飛ばして瞬時に蘇る一週間前の記憶。 赤熱化する頬が分かる。 対する咲夜さんはと言うと、一週間前と同じくあっという間に背を向けてこちらを見てもくれない。 呆然とする俺に、御嬢様が御不満ここに極まれリといった声で、とんでもない発言をしてくれた。 「この一週間、咲夜ったら酷かったんだから。掃除は手につかない、料理は失敗する、ぼーっとして私の言葉さえ聞き逃し、あまつさえこの咲夜が、咲夜がよ? まさか寝坊をするなんて思っても見なかったわ」 「おっ、御嬢様!」 その時、俺ははっきり見てしまったのだ。 反射的に振り返ってしまった咲夜さんの、あの氷のように澄んだ咲夜さんの綺麗な横顔が、真っ赤に染まってしまっているのを。 それって、つまり―――― 「咲夜さん、俺の事を嫌って避けてたんじゃなくて……」 「…………から」 「え?」 「ど、どんな顔をして貴方と会えばいいのか分からなかったから……」 この時、俺は初めて知った。 人間、理解能力の限界値を超えると意識が飛ぶって事を。 薄暗くなっていく視界の中、俺は慌てて俺の方に駆け寄る咲夜さんの姿を見たような気がした。 1スレ目 848 湖の真ん中に位置する紅魔館――そこのある一室に俺は倒れていた。 無論、誰かに倒されたと言うわけではない。ここで働いて数ヶ月、俺の身体の 一時的な限界が訪れていたというだけだ。 「あのメイド長…人を散々こき使いやがって…」 何故かここで働く羽目になっており、俺は有給やら昼寝やら休日やら そんな物が無いという、ある意味では地獄のような職場で働いている。 制服貸与と書かれていたが、それもよりにもよって始めはメイド服だったから 性質が悪い。今は執事用の服という物を着せられているが、当初はそれも埃を被っていた。 「…休日なしだからなぁ」 今日も警備やら図書整理の手伝いやら、タダ働きの割に合わない事をしないとならない。 そう、そのはずだったんだ。 「あら、今日はどうしたのかしら」 いつの間にか俺の部屋の中に、諸悪の根源が居た。 ベッドから起き上がらない俺を見て、メイド長――十六夜咲夜は不審そうな目で見ている。 「…誰かさんの忙しい予定のせいで、ちょいと身体を壊しただけですが?」 その言葉をたっぷりと皮肉をこめて返す。 「そう、それじゃあ」 起き上がって館内の警備に行きなさい、とでも言われるのかと思い言葉に耳を傾ける。 「今日は少し休んでいなさい」 ……何ですと? あの鬼のようなメイド長が休め?普通、メイド長が言う筈無いよな。 …もしかしたら夢かもしれない、いや、もしかしたらこのメイド長はニセモノか? 「何をそんなにじっと見てるのかしら?」 「…や、なんでもない」 この言う言葉に殺気を込めるやり方。間違いなく本物のメイド長だ。 「…ここで寝てなさい」 そう言って、メイド長は俺の部屋から出て行った。 「待たせたわね」 戻ってきたメイド長はいつものメイド長だった。 さっきとの唯一の違いは手にお盆と料理らしきものを持っていることくらいか。 「…で、何のつもりっすか?」 「せっかく人が厨房を借りて病人食を作ってきたんだけど、いらないのかしら?」 「………いりますよ。そりゃ」 館の中でもしかしたらこの人は最強かもしれない。 紅魔館の全てを統べるメイド長、十六夜咲夜。…なんか強そうだ。 「お嬢様にも言って許可貰ったからから、今日は休みなさい。この館のほとんど居ない男手なんだから」 「…りょーかい。で、その料理は食べられるんだろうな?」 嬉しい事は嬉しいんだが、万が一にも毒なんて盛られていたら、泣くに泣けない。 いやその前に亡くなってしまうこと確実だ、俺は妖怪じゃないんだから。 「…毒なんて盛ってないから安心しなさい」 「何で俺の考えてる事が!?」 「その間抜けな顔を見たら誰でも気付くわ」 そこまで分かりやすい顔してたのか… メイド長からそのお盆ごと受け取り、レンゲを手に取る。 「見ての通り、お粥だけどね」 「病人食なら普通だろ?」 レンゲでまだ熱々の粥をすくい、すぐさま口に運ぶ。 作法とかなんてこの際関係ない。ただ我武者羅に食べ続ける。 「どうかしら?」 「…さすがメイド長だと思うぜ。普通に美味い」 「そう、なら良かった」 心の底からホッとしたように、メイド長は安堵の息を吐く。 …その表情を、妙に可愛く見えた自分がいた。 夜になった。 いつもは夜になっても図書整理が終わらずに篭っているはずなんだが、 今日は休めといわれて、ずっと横になっている。 昼間に門番や図書館の館長やら司書やらが来て、見舞いをしてくれたから 暇は潰れたが、今は何も無い。 「暇だ…」 と言った所で何が変わるわけでもない。それにしてもいつも俺を玩具にして遊んでいる お嬢様が休みをくれた事が意外だった。メイド長が言ってくれたからか? 「入るわよ」 と言いながら既に入っているメイド長。 また粥を持ってきたらしい。飽きない味とは、ああいうものだろうな。 「…晩飯か?」 「えぇ、同じものになるけど、病人食だから仕方ないわよね」 「…ありがたく頂く」 俺がお椀を取ろうとすると、それをメイド長はお預けをするような形で持ち上げた。 その手はむなしく空を切って硬直する。 「もう少しくらい休みなさい。最初で最後の奉仕活動くらいはしてあげるから」 そう言って、レンゲで俺の代わりに粥をすくう。 「ほら、あーんして」 …そう来たか。 「…あんたは――」 「あら、恥ずかしいのかしら? 普段はもう少し素直なくせに」 「…分かったよ。 ったく、どういう神経してんだアンタは」 結局、俺の方が折れて口を開ける。素早く中にレンゲが入る。 正直言って、恥ずかしさのあまり味覚が麻痺したのか味は分からなかった。 「…あんた、いい嫁になれるぜ」 わざわざそっぽを向いて、ぶっきらぼうに言う。…無意味に恥ずかしいだけだが。 それにしても彼女――咲夜は子育てとか得意そうだ。それにあれくらい飯が美味ければ 申し分ない。 「そうね。あなたはお嫁に貰ってくれるかしら?」 「…はっ、あんたみたいな美人なら喜んで、だな」 まぁ、咲夜の事は嫌いじゃない…むしろ好きな部類に入る。 仕事に対して厳しいというか何というか、そこがネックだがそういうところも割と気に入っている。 「それじゃ、これにサインして」 と、一枚の紙を差し出した。 「…ってオイ! これ婚姻届だろうが!」 そんなものが幻想郷にもあることが驚きだ。 いや、もしかしてこういう隔離された場所だからこそあるのか? 「あんたの事は確かに好きだけどさ、もっと、こう…人を選んだらどうだ?」 「色々知っている人間を比べた上で、あなたに当たったのよ」 そりゃ嬉しい事で…。 と冗談で返せれば良かったんだが、咲夜の目は…本気だった。 結構長い時間、俺は黙っていた。今までの事を振り返りながら決断をしようとしていたのだ。 問題を先送りにするような事はしたくないし、答えは早く出すべきだから。 「…ま、あんたの事は嫌いじゃねえよ」 むしろ嫌いになんてなれるか。 「そう、なの」 「…安心しな。結婚しねえって言ってるわけじゃねえって」 「え?」 「アレだ。こう言うときは俺の方から言わせてもらった方が嬉しいんだけどな…」 まさか、先に言われるとは思ってなかったし 「あー…っと、メイド長…もとい、咲夜。あんたの事、結構好きだぜ? 俺にとっての嫌いじゃないと好きってのはイコールなんだ。だからさ、こき使われるのはヤだけど 俺は…あんたが好きだ」 「本…当?」 それだけ言い終わると、咲夜は口元を押さえて涙を流していた。 「…結婚、するか?」 「…えぇ」 俺は、彼女と共に永遠を誓う口付けをした。 1スレ目 951-953 「貴方、今まで相手した中で最低ね。試験を受けようと考えた事自体が間違いだわ」 …そうして彼は紅魔舘から暇を頂く事になった。要するにクビである。 きっかけは舘内の知らせで、『昇格試験の案内』という張り紙を見て目をとめたのが始まりだった。紅魔舘に就職し、メイド長の十六夜咲夜に一目惚れした彼は「試験監督‐十六夜咲夜」の項目に惹かれて即座に申し込んだ訳だが・・・。 結果は惨敗。いきなり戦闘力のテストをされて何も出来ずにダウン。余りの不甲斐無さにメイド長直々に解雇を言い渡される事となったのである。 里へ帰る途中、彼の中では変化が起こっていた。 自分の至らなさを恥じる心は他人への責任転嫁に。 一方的な憧れは一方的な憎しみへ。 メイド長の目に止まる事がなかった男は、里へ帰る事なくいずこかへ消えていった。 それから数年、紅魔舘に紅白や白黒以外の侵入者がいるという話が持ち上がる。 曰く、侵入者は投げナイフを得意とするらしい。 曰く、侵入者は門番に気付かれずに中へ入る事ができるらしい。 曰く、侵入者は一瞬で別の所へ移動できるらしい。 曰く、侵入者は毎月一度忍び込むらしい。 これだけの特徴を兼ね備えた人物を、紅魔舘では知らない者がいなかった。 しかしその人物はメイド長。侵入者を撃退する役目を持つ人である。 「咲夜。最近舘内に貴方のドッペルゲンガーが出没するって噂ね?」 深夜のティータイムに、レミリアが咲夜に半分からかい口調で話し掛ける。半分は真面目であることを察した咲夜は黙って頷いた。 「面白そうだけど、咲夜の問題みたいだしね。そうそう。・・・・私はもう寝るから、館の見回りをお願いね。今夜は「2人」が見回りするでしょうから、早く終わるでしょう」 そう言ってレミリアは寝室へと姿を消す。瀟洒な従者は主の意図をつかんだらしく、館内の見回りへと出かけて行った。 館内を一通り見回ったところで図書館へと向かう。しかしここにも異常はなかったため、残すは時計台のみとなった。扉を開けると柔らかな月光が降り注ぐ。 「そういえば、昨日は満月だったわね」 そう呟いた咲夜に、暗がりから声が帰ってくる。 「今夜は十六夜・・・と言うそうですね。満月の輝きには及ばないとされているが、充分に眩しく、そして美しい」 「それは月だけかしら?」 「いえいえ、どちらの十六夜も私には満月より輝いて見える」 「それは間違いね。満月より輝く月など存在しないわ」 言葉だけなら月下の語らい―――しかしその実は殺気の応酬である。 「眼鏡もかけているのですけどね。度が合わないのかな?」 「それは元から治すしかないわね。尤も、ここで倒されるから治しようがないけど」 「何、これで私には良いのですよ。治すにしてもこの後図書館でも行って調べます」 2人はどちらともなく距離をとりはじめ、ナイフを抜き合う。 「呆れるほど大した自信ね。なら――――」 「そのような瑣末な事より、今は――――」 「返り討ちにされるといいわ、黒き賊!」 「貴方を倒したいのですよ、瀟洒な従者!」 ―――――そうして、十六夜の月の下、2つの影が交差した。 3本同時投擲からの接敵、離れる時の目くらましに投げた内1本のみ相手の急所を狙う、1本だけと思わせて同じ軌道で2本目を投げる・・・ナイフの応酬は互角だった。いや、その戦いは余りに・・・・・互角すぎたのである。 「どういうこと・・・?まるで鏡に映したようにナイフが飛んでくる。お嬢様の言っていた冗談もこれなら本気にしてしまうわね・・・ならこれを使わせてもらうわ」 ――――幻世「ザ・ワールド」 世界が凍る。咲夜は今、時を止めた。紅魔舘メイド長の能力にして奥義である。 もちろん相手は微動だにしない。この世界で動けるのは咲夜を除いてはいないのだ。 「チェックメイトね、侵入者さん。中々面白い戦い方だったわ」 急所に向かって的確にナイフを投擲する。後は世界を開放すればお終いだ。自分と同じナイフ術には興味があったが、明日の予定を考えるとそれを詮索するのも手間に思えた。 男が立ち上がってくるまでは。 「・・・なぜ?急所に当たって倒れないなんて、貴方人間?」 自分の必殺パターンを崩されてか、咲夜は苛立ちを隠さずに男に問い掛ける。その様を見て男は満足そうに、不敵な笑みを浮かべて答えた。 「いいえ?どこにでもいる無様で「最低」な人間ですよ。ただ、ちょっと誤魔化すのが上手いだけです。・・・・防護魔法ってご存知ですか?狙ってくるのが確実に急所なら、そこだけを集中して防護すれば致命傷にはなりませんしね」 「・・・・ご高説感謝するわ。お代は地獄への片道切符で支払わせていただきますね」 ――――幻符「殺人ドール」 急所のみをガードしているなら無差別・乱反射のナイフに対応できる道理はない。全方位からの攻撃に、男は――― 「ありがとう。それでこそ貴方は十六夜咲夜だ」 と呟き、避ける動作も見せず。悔しそうな表情も浮かべず。ただ、微笑んで全てのナイフをその身に受けた。 「え・・・?ちょ、ちょっと!?」 余りのあっけなさに咲夜は男に近寄る。先ほどまで頭にあった明日の予定より、今はこの男の不可解さが気になって仕方がなかったからだ。 「・・・どうしました、そんな不思議な顔をなさって」 致命傷を負っていても男の態度は変わらない。その一貫した態度に腹が立ち、咲夜は男を怒鳴りつける。 「不思議な顔にもなるわよ!戦った相手にこんな事言うのも変だけど、あの攻撃は避けられたはずでしょう!?」 ヘイスト プロテクション 「ああ、さっきまでの私ならね。・・・速度増加も防護魔法も時間切れですし、そうでもしなければ貴方と戦う事すらできない。いつぞやの様に一瞬で倒されてしまう事でしょう」 「貴方は、あの時の・・!」 自分の事を思い出してくれたのか、男は嬉しそうに、しかし弱った声で話を続ける。 「ああ、今は貴方の瞳に私が映っている。私を見る事すら面倒に感じられたあの時に比べて、今はなんと幸せなのだろう。ドアを開けて私の声に反応する時など、体の震えが止まりませんでした」 複雑な表情で咲夜は男に話かける。 「馬鹿ね・・・そこまでして私に復讐したかったの?」 「・・・冗談を。私は貴方に一目惚れしてしまったのですよ。エゴですが、愛してると言ってもいい。そこまで慕う相手の瞳に映らない、まして仕える事もできないのなら、一瞬でも長く、私を意識し、見続けてもらうよう生きただけです」 「・・・・」 「憧れ、慕い続けた貴方の技を使いたかった。修行をしている時も、貴方に近づいていくようで楽しい日々でしたよ・・・最初は復讐のためだったのですけどね、『自分の技で死ぬがいい』って」 咲夜は何も答えない。自分のした事を後悔しているのか、男の行動に呆れているのか、自分でもわからないのである。 「さて、そろそろお迎えのようです・・・最後にもう一度顔を見せてくださいませんか」 咲夜が男を見直すと、不意に男は体を起こし―――咲夜に口づけをした。 「!?」 「―――――時よ止まれ、・・・貴方は美しい」 そこで男の時は止まった。 名も告げない、相手にとって1日にも満たない男の恋は報われたのだろうか? 咲夜は次の日、何事もなかったように仕事を進めている。 ただ、その日紅魔舘のメイド達は昼休みにこんな会話を交わしていた。 「侵入者が退治されたみたいですね。昨夜メイド長が夜の見回りの時に倒したそうです」 「あ、私丁度早番で起きてきた時にメイド長とすれ違いましたよ。私初めて見たんですが、倒した侵入者を抱えてました」 「・・・いつもは片付け、私たちにやらせるのに。『メイド服が汚れるでしょ?』って言ってましたしね」 「珍しい事もあるんですね・・・。綺麗好きで有名なのにどうしたんでしょう?・・・あ、そろそろ休み時間も終わりですね」 それきり、男の話題が出てくる事は無かった。ここでそんな話は日常である。侵入者をメイド長が退治した、ただそれだけの話。 ―――――――紅魔舘は今日も、概ね平和だった。
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咲夜 加入条件:ステージ開始時に加入 初期装備:なし 初期能力 Lv クラス HP 力 魔力 技 速さ 幸運 守備 魔防 移動 武器レベル 5 アーチャー 20 5 0 5 7 3 5 0 5 弓C 成長率(%)【試行回数100回】 HP 力 魔力 技 速さ 幸運 守備 魔防 64 46 0 49 83 59 17 0 ステータス上限 クラス HP 力 魔力 技 速さ 幸運 守備 魔防 スナイパー 60 24 ? 29 30 30 23 ? 特徴 銀弓持ちが強すぎて陰に隠れがちだが、実際は能力的には悪くない。 速さ、技もよく伸びる。 耐久面だが、攻撃面が強ければ気にしなくていい。守備は上がりにくいが、HPはそれなりに上がるので一発は確実に耐えれる。 一応専用装備もあるが攻撃力が低い。キラーボウを使いやすくしたようなもの。 もしもの時はパルティアを考慮しよう。 支援効果も充実しており美鈴・レミリア・フランなどから支援を受けられる。 ver1.126 から咲夜のナイフを使うと専用曲が流れるようになった。 支援会話 レミリア (レベル3MAX時) フランドール (レベル3MAX時) 妖夢 (レベル2MAX時) 美鈴 (レベル3MAX時) 小悪魔 (レベル2MAX時)
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チャーレム 2013/12/22 http //2nd.geocities.jp/hitowaza_2010/pokedannsozai/PS-tya-remu-pokedann.gif ↑をアドレスバーにコピー&ペーストすると見られます。 基本データ 分類/タイプ/とくせい/ めいそうポケモン/かくとう・エスパー/ヨガパワー たかさ/おもさ 1.3m/31.5kg 似合いそうなわざ めざめるパワー:LVアップで覚えるのは珍しいような。 その他設定・情報など ゲームでは アサナンがLV37でこのポケモンに進化する。 苛酷なヨガの修行で相手の動きを 先読みする力を身につけた。 ヨガのパワーで第六感が発達して サイコパワーを操れるようになった。 一ヶ月間何も食べずに瞑想する。 瞑想することで体のエネルギーが高まり、 第六感が鋭くなるという。 踊るような優雅な動きで相手の攻撃をかわして 強烈な一撃をお見舞いする。 野山と一体になって気配を消す。 不思議のダンジョンでは、イジワルズの一員。 野生のものはたいようの どうくつに出現。 ポケモンレンジャーでは、パヌラの洞窟等に出現。 不思議のダンジョン2では、チャームズの一員。 野生のものはしゅぎょうのやま、 みかいのこうや・ゼロのしま ほくぶ、 ゼロのしま とうぶ・ゼロのしま せいぶに出現。 (まだ未完成) ゲーム以外では アニメ:「ポケモンコンテスト・ハジツゲ大会!!」では グレースのポケモンとして登場。 アニメ:「バトルアリーナ!格闘対決!!」では コゴミのポケモンとして登場。 (まだ未完成) コメント 名前の由来は謎。 ヨガパワーのおかげで攻撃能力が凄い。 なんか女っぽい。 メガチャーレム (イラストは特に描いていません) 基本データ 分類/タイプ/とくせい/ めいそうポケモン/かくとう・エスパー/ヨガパワー たかさ/おもさ 1.3m/31.5kg 種族値 合計510 HP 60 こうげき 100 ぼうぎょ 85 とくこう 80 とくぼう 85 すばやさ 100 その他設定・情報など ゲームでは チャーレムがチャーレムナイトでメガシンカした姿。 パワーアップした精神力で気を実体化させ、 腕を作り出している。 精神を鍛えたチャーレムほど作り出した腕はより本物に近く、 器用に動かすことができる。 (まだまだ未完成) ゲーム以外では :-。 (まだまだ未完成) 2008年4月15日作成 ポケモン図鑑No.308 図鑑@ヒトワザ。No.541
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ハーレム天国 だと思ったら ヤンデレ地獄 だった。 登場人物 コメント タイプ1:どく タイプ2:あく 日本一ソフトウェアより2014年4月24日に発売されたPlayStation 3専用ゲームソフト。 登場人物 ルカリオ:如月 優也 ガラガラ:有末 陽佳 ヤンデレ時に武器が野球バットなので アイアント:尊海 神無 夢特性なまけ(やる気がない)推奨 アマルスorキングラーorグライオン:宮主 佐優理 前者はおっとり系、後者2匹はヤンデレ時に武器がハサミなので。ハサミギロチンorシザークロス必須 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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咲「大会の後、京ちゃんが病院に運ばれてお見舞いに来たのはいいけど・・・」 和「これってもしかして・・・れ」 京太郎(ショタ)「・・・」 久「どうやら、先日の大会で相当深刻なダメージを背負ったみたいね」 まこ「無理もない、国士×8じゃなあ・・・」 京太郎(ショタ)「・・・誰?」ワナワナ タコス「記憶も飛んでしまってるじぇ・・・」 咲「京ちゃんだいじょうぶ?」 ショタ京「・・・」ワナワナ ギュ 和「咲さんに引っ付いて離れようとしないですね・・・」 きょうたろー「わーい、さきー。きゃっきゃっ!」 咲「はいはい、京ちゃん。お姉ちゃんとこっちで遊ぼうね?」 きょうたろー「わかったー!」とてとて 優希「しかしホントにこんな奇病があるとは……。 世の中は摩訶不思議のアドベンチャーだじぇ!」 和「人間の心と体が逆行して小さくなるなんて……そんなオカルトありえません! この子はきっと須賀君の弟、もしくは親戚の子です!」 きょうたろー「おかもちありえません!」どやっ 和「こ、こら人の真似をしてはいけません!」 きょうたろー「あはははは、のどかー! あははは!」とてとて まこ「はっはっはっ、愉快な小僧じゃな!」 久「ふふ、大会が終わってマンネリだったから久しぶりに面白くなりそうね!」 京太郎「うわートヨねえが追ってくるー」 姉帯「ほーら、捕まえちゃうぞ―!」 京太郎「わー」 姉帯「まてまてー!」 姉帯「そーら、きょーたろーくん、つーかまーえたっ!」 京太郎「うわぁ!」 姉帯「ん~♪ ちっちゃいなーかわいいなー!」 京太郎「トヨねえくすぐったいよぅ」 姉帯「すりすりしちゃうぞー。ほらほらー!」 京太郎「わー!」 姉帯「ねーきょーたろーくん。 きょーたろーくんはおねーちゃんのこと、すきー?」 京太郎「うん! トヨねえ、いい匂いするから好きー!」 姉帯「えへへー。 おねーちゃんもきょーたろーくんのこと、だーいすきだよー!」スリスリ 京太郎「きゃー! またすりすりするー!」 姉帯「ん~♪ かーわーいーいーよー!」 シロ「京太郎……行っちゃ駄目……」 ショタ京「えーなんでー?」 シロ「私と……昼寝するの……」 ショタ京「さっきしたばっかりだよ?」 シロ「……京太郎は、私と寝るの……嫌?」 ショタ京「んーん! 大好きー!」 シロ「……そう」 ショタ京「シロねーちゃん、そんなに抱きついたら寝にくいよぅ……」 シロ「ウチではこれが当たり前。 ……我慢する」 ショタ京「そーなんだぁ………ふぁ……」 シロ「……おやすみ、京太郎」 ショタ京「おやすみぃ……シロねー…ちゃん……」 シロ「……」 ショタ京「……シロねーちゃん……大好き……」 シロ「……」ナデナデ ショタ京「うわーん! またまーじゃんで負けたぁあ!」 塞「ほーら、泣かない泣かない。 男の子でしょ?」ナデナデ ショタ京「うぅ……サイねーちゃん……」 塞「きょーちゃんは強い子だって私知ってるよ? 泣いてるばっかの子じゃないもんね?」 ショタ京「……うん……。 ぼく、泣かない!」 塞「よしよし、いい子いい子」ナデナデ 塞「落ち着いたところで、もっかい麻雀やろっか、きょーちゃん」 ショタ京「うん! 今度は負けないもん!」 塞「ふふっ。 私も一緒に打ってあげるわ」 ショタ京「えーサイねーちゃんもー?」 塞「大丈夫、安心して。 きょーちゃん意外の人の手は私が塞いであげるからっ」 ショタ京「……? よくわからない……」 塞「ふふっ……きょーちゃんが理解するにはまだ早いかもね?」 ショタ京「???」 エイスリン「ジャアコレハ?」スッ ショタ京「りんごはー……。えっと、あぽー!」 エイスリン「セイカイ!apple! ヨクデキマシタ!」 エイスリン「ジャアツギハコレ! ムズカシイヨ~?」 ショタ京「ゾウさん……。 えっと……えっと……」 エイスリン「ワカラナイ?」 ショタ京「ご、ごめんなさい……」 エイスリン「セイカイハ Elephant ダヨ!」 エイスリン「Repeat after me. ワタシニツヅイテー」 エイスリン「Elephant」 ショタ京「えーれーふぁーんーとっ」 エイスリン「Elephant」 ショタ京「えれふぁんと!」 エイスリン「Nice! ヨクデキマシタ! エライヨ、キョウタロー!」ナデナデ ショタ京「えへへー」 胡桃「だーるーまーさーんーがー」 ショタ京「そろ~りそろ~り」 胡桃「ころんだ!」バッ ショタ京「、っ!」ビクッ 胡桃「……」 ショタ京「……」ユラユラ 胡桃「………だーるーまー」 ショタ京「ほっ」 胡桃「さんがころんだ!」シュバッ ショタ京「えぇ!?」ビクッ 胡桃「京太郎! 今動いた!」 ショタ京「そんなぁ」 ショタ京「……なんで手つながないで抱っこしてるのー?」 胡桃「んー? 充電充電ー」ギュウ ショタ京「むぐぐ」 トシ「最近アンタらの腕が鈍らになってきてるようだから合宿をしようと思う」 シロ「ダルイなぁ……」 姉帯「そんなことありませんよートシさん」 塞「そうですよ! 私達は日々進歩してます!」 トシ「そういうのは京太郎から離れてから言え」 ショタ京「むぐぐ」 ショタ京「ねートシおばーちゃん。 がっしゅく ってなぁに?」 トシ「ん?お泊り会ってことじゃよ」 ショタ京「おとまりかい!? やったー! おとまりかい、だいすきー!」 トシ「そうかそうか」ナデナデ ショタ京「えへへー」 部員共(お泊り……。 ということは……!) 部員共(京太郎と一緒に色々できるかもしれない!!) トシ「アンタらの邪な考えが手に取るようにわかるよ。……はぁ」 ショタ京「ママー」 霞「もうっ京太郎くんったら……。 またママって言うんだから」 ショタ京「えへへーごめんねー」 ショタ京「でも」ギュッ 霞「あらっ」 ショタ京「こーしてるとかっちゃん。 ママみたいなんだもん……」 霞「……しょうが無いですね」 霞「好きなだけギューしてあげますよ」ナデナデ ショタ京「えへへ、かっちゃん大好きー!」ギュー ショタ京「zzz」 霞「……寝ちゃった……かしら」 霞「……全く……本当に困った子なんだから……」 霞「……ふふっ」ナデナデ ショタ京「ん~♪」 春「あーん」 ショタ京「あーん!」 ショタ京「あまーい♪」サクサク 春「良かった」 ショタ京「ハルねえは食べないの?」 春「食べるよ」 ショタ京「じゃあはい!」スッ 春「えっ」 ショタ京「あーん!」 春「……」 春「あーん」パクッ ショタ京「美味しい?」 春「美味しい」サクサク ショタ京「えへへ、よかったー」 春「……ふふっ」 初美「きょーちゃん! 私とお風呂入るですよー!」 ショタ京「ですよー!」 ショタ京「うわぁー。 ハッちゃん、まっくろー」 初美「あははー、すごいでしょー? でもきょーちゃんもお外でいっぱい遊べばすぐこうなりますよー」 ショタ京「へー! それじゃあハッちゃんとおそろいだぁ!」 初美「そうですねー! おそろいですよー!」 ショタ京「わーい!」 ショタ京「ハッちゃん。 これなあに?」 初美「これはスクール水着っていうものですよー。」 ショタ京「んー? なんかピチピチするー」 初美「そりゃ水着ですからねー」 初美「でもそれを着てお外に出れば、私とおそろいですよー?」 ショタ京「ハッちゃんとおそろい! わーい!」 初美「じゃあ一緒に海行きましょうか―」 ショタ京「はーい!」 初美「くふふ……」 巴「うーん……ここにもない……どこにいっちゃったのかしら……」 ショタ京「どしたのー?」 巴「京ちゃん。 実は私のメガネがどっかいっちゃって……」 巴「……あれ?」 ショタ京「んー?」 巴「きょ、京ちゃん! なんで私のメガネかけてるの!?」 ショタ京「似合いますよー ってハッちゃんがつけてくれたー!」 巴「は、初美ったら……」 巴「……」 ショタ京「……?」 巴「……案外……似合うかも……」 ショタ京「ねートモちゃん。 なんか頭いたくなってきたよ~」 巴「え? ……あ、ああ。 度が合わないもんね。 そりゃそうか」 ショタ京「ぐるぐるするー……」 巴(か……可愛い……) 小蒔「おやつの時間ですよー」 ショタ京「わーい!」 小蒔「今日のおやつはショートケーキですっ」 ショタ京「けーき! けーきだいすきー!」 小蒔「この前、京太郎くんが食べたい食べたい言ってましたからね」 小蒔「私が頑張って作りました」 ショタ京「すごーい! けーきつくれるなんて、こまっちゃんすごーい!」 小蒔「ふふ。 さぁ、冷めないうちにいただきましょう」 ショタ京「はーい! いただきまーす!」 ショタ京「けーきは……暖かいもの……」ビクッ ショタ京「いちごは……しょっぱいもの……」ガクガクッ ショタ京「ご……ごちそう……さまでした……」 バタンッ 小蒔「京太郎くーん!?」 霞「あらあら」 そして巫女達は幸せな時間を過ごして終了。 衣「京太郎! 衣が添い寝してやろう!」 ショタ京「手ーしびれるからイヤダーって言ってたじゃん」 衣「ふふふ……添い寝が腕枕だけだと誰が言ったか!」 ショタ京「?」 ショタ京「抱っこしてればいいの?」 衣「う……うむ……。 これでいい……立派な抱き枕だっ」 ショタ京「ん~♪」ギュー 衣「きょ、京太郎……そんな引っ付くな……」 ショタ京「あ、ごめん……」スッ 衣「あ……で、でも離れるのも駄目だ!」 ショタ京「えー……」 衣「だ、だから……」 ギュウ 衣「こ、衣から抱きつけば何の問題もないっ」 ショタ京「zzz」 ショタ京「ジュンくーん! だっこしてー!」 純「ああ? またかよ……」 ショタ京「だっこ! だっこ!」 純「……まぁいいけどさ」 純「おらよっと」 ショタ京「わー! たか~い!」キャッキャッ 純「……」 純「たかーいたかーい!」スッ ショタ京「わわー! もっとたかーい!」キャッキャッ 純「さらにたかーいたかーい!」グオッ ゴッ 純「ご、ごめんって……」 ショタ京「いたかった……」 純「て、天井がちっと見えなかったんだよ……。 悪かったって……」 智紀「……」カタカタカタ ショタ京「はぁ~」ジー 智紀「……」カタカタカタ ショタ京「ほぉ~」ジー 智紀「……」カタカタカタ ショタ京「へぇ~」ジー 智紀「……」カタカタカタ ショタ京「ふぅ~ん」ジー 智紀「……」カタ... 智紀「触って……見る?」スッ ショタ京「いいの!?」 智紀「うん……」 ショタ京「わーい!」 一「おかえりなさいませ、透華お嬢様」 ショタ京「おかえりーなさいませー。 とーかおじょーさまー」 一「お召し物をお下げいたします」 ショタ京「おめしものをーおさげいたしまーす」 一「おやすみなさいませ、透華お嬢様」 ショタ京「おやすみーなさいませー。 とーかおじょーさまー」 一「今夜は寝かせませんよ、お嬢様」 ショタ京「こんやはーねかせませんよー。おじょーさまー」 一「……うん。 こんなもんかなっ」 ショタ京「ヒラヒラするー」 一「いいよ京太郎! すっごく似合ってる!」 ショタ京「そお?」 一「ヒラヒラの端っこを両手で掴んで、膝を少し下げてちょっとだけこっちを見上げてごらん?」 ショタ京「こ、こう?」スッ 一「……か、完璧じゃないか……!」 ショタ京「とーかー!」トテテ 透華「ん? ……ぶふっ!!」 透華「きょ、京太郎! そのメイド服は一体……!」 ショタ京「はじめくんがつけてくれたー」 透華「は、はじめったら……」 ショタ京「えっと……こうだったっけ?」スッ 透華「!」 ショタ京「えへへ、似合うかな?」 透華(か、可愛い……!) ショタ京「あとー、それとー」 透華「? なんですか?」 ショタ京「こんやはーねかせませんよ、おじょうさまー」 透華「なぁっ!!?」 透華(なななななななななな、なんですってえええええ!!?) 京太郎「?」 美穂子「あんまり動かないでくださいね?」 ショタ京「う、うん……」 美穂子「……あ、京太郎くん。 耳掃除あまりしてませんね? 垢がいっぱいです」 ショタ京「ひ、ひとりでやるの……怖いんだもん」 美穂子「ふふっ。 でしたらいつでも私に相談してください」 美穂子「私の膝でしたらいつでも貸しますからっ」 ショタ京「はーいっ」 美穂子「それじゃあ、ほじほじしますよー」 ショタ京「うぅ……」 池田「不思議だ……。 片目をつぶってるのに全くミスしてない……」 未春「これが……部長クオリティ……」 星夏「いやっ! 部長ヌクモリティだ!」 池田「ニャ」 ショタ京「にゃ?」 池田「違う。 ニャ」 ショタ京「ニャ」 池田「そうそう。 ニャー」 ショタ京「ニャー」 池田「ウニャー!」 ショタ京「ウニャー!」 池田「ニャニャニャー!!」 ショタ京「ニャニャニャー!!」 美穂子「か、華菜……あなた一体なにを……」 池田「げっ! ぶ、部長……」 ショタ京「カナちゃんとニャンニャン中だよー!」 美穂子「!? あ、あなた……年端もいかぬ京太郎くんになんてことを……!」 池田「うぇええ!? ご、誤解ですよ! 誤解!!」 ショタ京「ゆみねえちゃあああん!」バッ 加治木「ど、どうしたんだ京太郎!」 ショタ京「うわあああん! こわいゆめ見たああああああ!!」 加治木「そ、それはそれは……」 ショタ京「うわああん! こわいよおおお!!」 加治木「おお、落ち着いてくれ……泣くのをやめるんだ……」オロオロ ショタ京「うわああああああ!!」 加治木(こ、こういう時は確か……) ギュッ ショタ京「ふぁっ」 加治木「だ、大丈夫だ。 私が側にいるぞ、京太郎」ポンポン ショタ京「ゆみねえちゃん……」 加治木「大丈夫……大丈夫……」ポンポン ショタ京「……」 加治木「泣き止んだか……」ホッ 加治木「……京太郎?」 ショタ京「zzz」 加治木「安心して寝てしまったか……。 泣き止んでよかった……」 ショタ京「んっ……ゆみねえちゃん……」 加治木「えっ? な、なんだ……?」 ショタ京「zzz」 加治木「……」 ショタ京「zzz」 加治木「……」 加治木(な、何もないじゃないか……) 加治木「……」 加治木「あれ?」 加治木(何か期待してた自分がいる……) ショタ京「ん~……zzz」 ショタ京「も~い~かいっ!」 モモ「も~いいっすよ~」 ショタ京「よーっし。 モモちゃんはどこだ~!」トテテ モモ(ふふっ……すぐ後ろにいるんすけどね~) ショタ京「モモちゃーん? どこー?」 モモ「ここっすよ~」ボソッ ショタ京「? いなぁい……」 モモ「えっ」 ショタ京「どこ~?」トテテ モモ「……」 モモ「……」ズーン 加治木「そんな落ち込まなくても……」 モモ「うぅ……先輩はワカラナイっすよ……」 モモ「見つけて欲しくて努力したのに見つけてもらえない人間の気持ちなんて……」ズーン 加治木「わ、悪い……」 モモ「はぁ……」 加治木(意外とモモは繊細な心なんだな……) ガチャッ ショタ京「あ! モモちゃんいたー!」 モモ「!」パァァ モモ「い、いやー! 見つかっちゃったすねー!」 ショタ京「えへへー。 モモちゃーんみーつけた!」ダキッ モモ「はいはーい。 モモはここっすよー」ナデナデ 加治木(そして立ち直りも早い、と……) ショタ京「まこおばーちゃーん」 まこ「おばっ……」 まこ「きょ、京太郎。 わしのことをおばあちゃん呼ばわりするのは止めてくれんか?」 ショタ京「えー? でもおばあちゃんみたいなんだもんっ」 まこ「な、なんじゃとぉ!?」 まこ「おばあちゃんみたい……まだ17なのに……おばあちゃん……」 久「すごい落ち込み様ね……」 まこ「ぶちょお……。 わしってそんなに老けちょるかのう……?」 久「え?」 まこ「京太郎が……わしのことをおばあちゃんみたいだって……」 久「それ多分あなたの口調のせいよ」 ショタ京「たこす?」 優希「そう! アタシの大好物! とっても美味しいんだじぇー?」 ショタ京「へぇええ!」 優希「京太郎はタコス食ったこと有るか?」 ショタ京「ううん。 無いよ」 優希「そうかそうか!」 優希「タコス、食べたいか?」 ショタ京「食べたい食べたい!」 優希「いいぞ京太郎! いい食いつきだじぇ!」 優希「その意気込みならきっと……世界のタコスを極める、タコスソムリエになれるはずだじぇ……」 ショタ京「???」 優希「ふっ……お前に話すのはもう少しおとなになってからだな……」 ショタ京「???」オロオロ 優希「よっしゃー! タコス食いに行くじぇ~!!」 ショタ京「お、おー!!」 ショタ京「あ! はりゃむりゃさん!」 和「うっ……」 和「きょ、今日こそちゃんと苗字を覚えてもらいますからね! 須賀くん!」 ショタ京「??」 和「はらむら のどか」 ショタ京「はりゃむりゃ のどか」 和はーらーむーら」 ショタ京「はーりゃーむーりゃ」 和「……」 ショタ京「??」 和「きょ、今日はこのへんで勘弁してあげます……」 和「明日こそちゃんと言わせてみせますからねっ!」 ショタ京「? ……が、がんばれー!」 和(舌っ足らず……・可愛すぎます……!) 久「久おねえちゃん」 ショタ京「ひさおねーちゃん」 久「ん~……」 久「久お姉さま」 ショタ京「ひさおねーさま」 久「違うなぁ……」 久「久の姉御」 ショタ京「ひさのあねご」 久「ありえないわね、うん」 久「というわけで色々考えた結果『ひさっち』に決定しました」 まこ「は?」 ショタ京「ひさっちー!」ギュッ 久「はいはーい。 ひさっちですよー」ギュー まこ「なにやっとんじゃアンタ」 咲「京ちゃん……。 京ちゃんは私のこと、好き?」 ショタ京「え? うん! 大好き!」 咲「そ、そうなんだ……。 えへへ……」 咲「じ、実はね? 私も……京ちゃんのこと、好きなんだぁ……」 ショタ京「咲ちゃんも!? やったぁ!」 咲「う、嬉しい?」 ショタ京「うれしいー!!」 咲「……」ドキドキ 咲「それじゃあ、京ちゃん。 お互い好きだってわかったことだし……」ドキドキ 咲「好きな人同士でしかできないこと、しよっか?」ドキドキ ショタ京「? なにするのー?」 咲「今からすることはね、絶対に好きな人同士でしかやっちゃいけないことなの」ドキドキ ショタ京「へー! なにするの!?」 咲「……それじゃあ、してあげるね……。 京ちゃん、目、つぶって?」 ショタ京「うん!」 そして 二人は 幸せな キスをして ――――――――終了。 ―――――後日。 咲「きょ、京ちゃん!? なにしてるの!?」 ショタ京「ぷはっ。 え? ちゅーだけど……」 咲「そりゃ見ればわかるよ!……そうじゃなくて!」 咲「なんで和ちゃんともしてるのー!?」 ショタ京「ちゅーってすきなひとどーしでしかしちゃいけないんでしょ?」 咲「え? う、うん……」 ショタ京「だから……皆好きだから……」 和「須賀くん……好きです……///」 優希「初めてのキスはタコス味でした……///」 久「み、見た目は子供なのに……すごかったわぁ……///」 まこ「若いってええなぁ……ホント////」 咲「そ、そんな……京ちゃんとキスしていいのは私だけなのに―!!」 ―――おしまい。 ショタ京「あっ、あらふぉーのおねーさん!」 すこやん「アラサーだよ!!って」 すこやん(なにこのかわいい生き物!)ドキドキドキドキ すこやん「ぼ、ぼく?どうしたの急に」 ショタ京「テレビで見たことある人だなぁって思って!明日おねーちゃんたちに自慢する!」ドヤッ すこやん(やばいかわいい超かわいい) すこやん(あぁ・・・早く結婚してこんな子ども欲しいなぁ)ハァ ショタ京「?」 こーこ「あれっすこやん」 すこやん「こ、こーこちゃん!」 こーこ「ん?誰このショタっ子」 ショタ京「あっおねーさんもテレビで見たことある!すごーい!」 こーこ「ほうほうなるほどなるほど。すこやんもついにこんな子どもにまで手を出すようになったか・・・アラフォー独身って恐ろしい」 すこやん「誤解だよ!?あとアラサーだよ!!」 健夜「選手が幼児化?」 恒子「だって。先日の男子の大会で深刻なダメージを受けた選手が病院に運ばれたら…小さくなってたんだって」 健夜「男子の部か…今回初めての怪我人かぁ」 恒子「毎年竜巻が起きたり場外まで吹き飛ばされたり五感が消えたりしてるからねえ…小さくなったのは今回が初めてだけど」 健夜「リアルコナン…」 恒子「どしたの?すこやん」 健夜「あ、いや、どうなってるんだろうと思って…ちょっと見に行ってみようか」 恒子「お、小鍛冶プロも男子の方が気になりますか」 健夜「いやそっちは毎年見てるし…それよりもその深刻なダメージを受けた選手ってほうをだよ」 恒子「え?」 ~病院 恒子「選手の名前は本部で名簿調べればすぐにわかるとはいえ、すこやんさぁ」 健夜「なに?」 恒子「負けた方の選手が気になるなんてどーいう風のふきまわし?」 健夜「いや、身体が縮んだなんて今回が初めてだから興味があって」 恒子「ふーん」 健夜「…なに? こーこちゃん、その目は」 恒子「小さくなったからって選手を襲ったりしないでね?青春真っ盛りの15歳相手に婚期に焦るアラフォーだからって」 健夜「アラサーだよ!! ていうか襲わないよ!」 恒子「ジョーダンジョーダン。ええっと確か部屋はそこだったっけ。名前は清澄の須賀くん、髪は金髪」 健夜「金髪…日本人なのに珍しいね…って、こーこちゃんなに服を引っ張って」 ショタ京太郎「オネーさんだれ?そこぼくのへやだけど」クイクイ 健夜「」 健夜(か、かわい~!!!すごく綺麗な金髪!本当に日本人!?ていうか今オネーさんって!オネーさんって!!) 健夜「お、お、お、お」 恒子「君、ここの部屋の子?お名前は?」 ショタ京「すがきょうたろう」 恒子「すが…ってことは例の男子麻雀の試合の被害者が君なのね?」 ショタ京「しあい?まーじゃん?」 恒子「あらー、もしかして記憶も飛んじゃってるかー。すこやんこれは…すこやん?」 健夜「オネーさんオネーさんオネーさんオネーさんオネーさんオネーさん…」ブツブツ 恒子「おーいすこやーん。戻ってこーい」テヲブンブン 医者「おや、これはこれは、この子のご家族の方ですか?」 恒子「あ、私たちは今回彼の 健夜「ハイッ!オネーさんです!!」えっ」 ~帰り道 ショタ京「~♪」キャッキャ 恒子「すこやんどーすんのこれ…」 健夜「どどどどどどーしよー!!何か取り返しがつかないようなことになっちゃったけど!」 恒子「言い出しっぺはすこやんなんだから、ちゃんと面倒見ないと」 健夜「そ、そうだけど…」 ショタ京「オネーさんだいじょうぶ?」クイクイ 健夜「うん!オネーさんだいじょうぶだよ!」キリッ 恒子「あちゃ~全然大丈夫じゃないなこれは」 ホワンホワンホワワ~ン:病院での回想 医者「今回の件は、恐らく劇薬であるAPTX4869と同じ効果の技を喰らい、身体が幼児化してしまったのでしょう」 健夜「なるほど、男子の方では遂に解禁されていたんですね。しかしプロではなく男子のほうで使い手がいたとは」 恒子「男子麻雀怖い」 医者「しかし一時的な物で済みそうですし、元に戻るのは割とすぐでしょう」 恒子「え、そうなんですか?」 医者「ええ、iPS細胞の研究成果のおかげで治療はスムーズに進みました。今シーズンでは五感を失ったり障害を残したりする選手が 大勢出ますがそちらも問題なく対応できるでしょう」 恒子「それはよかったです(iPSパネェ)」 医者「さて、彼は小さくなったとはいえ見ての通り健康体ですし、あとはご自宅で療養すれば…と思いましたが、 よもやこちらが連絡入れる前にご兄弟の方が来て下さるとは、助かります」 恒子「あ、いえ、どうも(すこやんどーすんの!?)」 健夜「は、はい(こーこちゃんどーしよ!?)」 ホワンホワンホワワ~ン:回想終了 健夜(なんやかんやあって断り切れず、こーこちゃんにも逃げられ、仕方なく実家に連れ帰っちゃった) ショタ京「~♪」キャッキャ 健夜(なんだか色々ヤバい気がするけど、おかーさんにどー説明しよう…) ショタ京「オネーさんおうちもうすぐ?」 健夜「うん!もうすぐだから待ってね!(オネーサンオネーサンオネーサン…)」 ~健夜家 すこ母「男の子の友達を連れてきてとは言ったけど…こんな小さな男の子を連れてくるとは…」ハァ 健夜「ゆ、友人の子を預かるの頼まれたんだよ!きょ、今日だけだから!ねっ?」小声 すこ母「まあいいけど、その友人の子のようにアンタはいつ子供を持ってくるのかねぇ…」ハァ 健夜「余計な御世話だよ!」小声 ショタ京「?」 ~晩飯 ショタ京「おさらならべるのてつだったんだよー」フンス 健夜「えらいぞー」ナデナデ ショタ京「~♪」 すこ母「早く自分の産んだ子の頭を撫でられるようになってほしいわね」 健夜「大きなお世話だよ!」 一同『いただきまーす』 すこ母「あら京ちゃん、ごはんの好き嫌いないの?えらいわね~」 ショタ京「うん!ごはんだいすき!」モグモグ 健夜「お、おかーさん!?京ちゃんって」モグモグ すこ母「あら、京太郎くんだから京ちゃんでいいでしょ。あと女の子なんだから食べながら喋らないの」 健夜「ゴックン。そんなテキトーな」 ショタ京「なんだろ、そのよばれかた、なんだかなつかしいがする…」 健夜「じゃ、じゃあ私も京ちゃんって呼んでいい?」 ショタ京「うん、いいよっ」 すこ母「終わったらデザートのメロンがあるわよ」 健夜・ショタ京「わ~い」 ~風呂 ショタ京「~♪」ゼンラデカポーン 健夜「……」ゼンラデカポーン 健夜(まずいまずいどうしよどうしよ。なんか成り行きで一緒に入ることになったけどどうしよ) 健夜(いやでもこの年齢だし初めて来る人の家のお風呂なんて勝手が分からないだろうし仕方ないよね。うん仕方ない) 健夜(そう仕方ない、仕方ないんだよこれは!) ショタ京「オネーちゃん?」 健夜「ヒャッ!?」ビクゥッ ショタ京「?」 健夜(子供相手とはいえまさかこの年齢になって生まれて初めて男性とお風呂に入るなんて…何と言うか私ついに純潔失ったなぁ…)←27歳処女です ショタ京「オネーさん」 健夜(だが相手は幼児、やましい気持ちはない、ないはず) ショタ京「オネーさーん」 健夜「あ、え、な、何?」 ショタ京「せなかながしてあげる!」 健夜「」 ゴシゴシ 健夜(男の子に背中流されてる!私今男の子に背中流されてるよ!人生かつてない大事件だよ!) ショタ京「オネーさんのせなかせまいね、すぐあらいおわっちゃうよこれじゃ」 健夜「そ、そーだね。だったら前も洗ってみる?」 ショタ京「えっ」 ショタ京「あはは、オネーちゃん、まえならてがとどくでしょ?そこはじぶんであらわなきゃ!」 健夜「そそそそーだねアハハハハハハハ(何口走ってんの私ぃ~!?)」 ショタ京「もうっ。オネーさんそろそろながすよー」 健夜「あ、シャワー使う?それならそこの」オケザバァー 健夜「……」 ショタ京「こっちの方が早いっ」フフンッ 健夜「……今度は私が背中流してあげよっか」ニコッ ショタ京「あ、ぼくはいいよ。オネーさんとちがってせなかにてがとどくし」 健夜(身体の柔らかさ…これが年の差かぁ…いかんいかんそれよりも) 健夜「ダメダメ、オネーさんの言うことは聞かないとダメだよっ。ほらあっち向く」 ショタ京「えー」 健夜「えー、じゃないっ」 ショタ京「はーい、おねがいしまーす」 健夜「そ、それでは…ゴクリ」テヲワキワキ 健夜(おおおおお男の人の裸体に触る…こんな生まれて初めて…)ゴクリ ショタ京「オネーさんマダー?」アシブラブラ 健夜「ご、ごめんねっ」スッ ショタ京「キャウッ!?」 ショタ京「お、オネーさん、そこせなかじゃない、わき!わき!こしょばい!」 健夜「ご、ごめんね」アセアセ ショタ京「オネーさんなにあせってるのさー」 健夜「だだだだいじょぶだいじょぶ、もうだいじょぶだいじょ…(こ…これは…!)」 健夜(男の人の、お尻!まだ未発達で小さいとはいえ、男の子のお尻!) 健夜「きょ、京ちゃん?す、少し腰をあげてくれる?ちょっと洗いにくい所があるんだけど」 ショタ京「え?いいけど…」スッ 健夜「ヒュッ」ゴクリ 健夜(お尻が!無防備な可愛らしい桃が!やっちゃうよ?私やっちゃうよ!?しかし手を出したら犯罪な気がする!) ショタ京「オネーさーん。あしがつかれるからはやくしてよー」 健夜()プツッ 健夜(そうだよねやらないと相手に失礼だよね仕方ないよね) 健夜「フフフフ、では遠慮なく」 モミッ ショタ京「アウッ」 健夜(やばいやばいこれはやばい癖になるやばい) ショタ京「お、オネーさん!?おしりはじぶんであらえるからだいじょうぶだよ!」 健夜「(オネーサン…いつ聞いてもすばらな響き…)大丈夫大丈夫オネーさんに任せなさい」 ショタ京「いやえとあ、そこはふともも…」 健夜「ダメだよ。自分で洗えると思っても洗えてない事なんてよくあるんだから」 ショタ京「で、でも…あ、そ、そんなみみのうしろまで!」 健夜「ここらへんは目立たないから汚れがたまりやすいんだよ。しっかり洗わないとね」 ショタ京「で、でもぉ」 健夜(ヤバいゾクゾクする楽しい。そだっ) 健夜(息を耳元に――)フゥッ ショタ京「ノワァッ!?なんいまの!?」 健夜「フフッ耳元が弱いみたいだね」ニヤニヤ ショタ京「オネーさんからかいすぎだよぉ…」 健夜「まだまだ行くよっ!」 ショタ京「そ、そんなぁ、もうじぶんであらえるよぉ…」 健夜「ダメダメ、オネーさんの言うことは聞きなさい」ギュッ ショタ京「オネーさん、なにを(や、やわらかい!)」 健夜「オネーさんが隅から隅まで洗ってあげるから――――あっ」 健夜(小さいウインナーと小さいキャベツの玉……) 健夜(まだ未発達で小さいけど、あれって…あれってもしかして―――)ハッ ショタ京「あう…あう…」 健夜(この状況、全裸で後ろから年端もいかない少年に抱きついてるアラサー…) 健夜(―――犯罪じゃん!!) 健夜「あわわわわわ」ソットテヲハナス ショタ京「フキュウ」 健夜「あ、あははははは、背中はこれくらいにして早く流そうねっ」ザバッ ショタ京「おもち…やわらかかったぁ…」 ~寝室 ショタ京「……」 健夜「……」 健夜(気まずい…) 健夜(調子にのってたとは言え、あんなことまでやっておいて同じ寝床で寝るとか…) 健夜(そりゃ確かにこんな小さい子を一人で寝させるなんて行けないけどさ…) 健夜(大体おかーさんも、こんな時に限って留守にするってどういうこと?親戚の云々とか言っちゃってさ) 健夜(「この子を1人にさせる気!?」って言われたけど、間違いが起こったらどうするの?) 健夜(いや、よく考えたらこの状況で間違い起こすの私の方だけど) 健夜(いやいや、それよりも――) スースー 健夜(あれ…寝息立ててる…?もしかして寝た?子供は寝つきがいいなぁ)ゴロン ゴツン 健夜「あいたっ。何この硬くて大きいの――」 京太郎「スースー」 健夜「」 ホワンホワンホワワ~ン:病院での回想 医者「今回の件は、恐らく劇薬であるAPTX4869と同じ効果の技を喰らい、身体が幼児化してしまったのでしょう」 医者「しかし一時的な物で済みそうですし、元に戻るのは割とすぐでしょう」 ホワンホワンホワワ~ン:回想終了 健夜「え」 健夜(え~!?確かにすぐ戻るって言ってたけど、その日の晩で!?) 健夜(い、いやまあ意識がないうちに戻ったのはせめてもの救いかもだけど) 健夜(おかーさんがいなくてよかったぁ…いたらとんでもないことに…いや、逆に喜びそうな気がしなくもないなぁ) 京太郎「うーん」ゴロンッ 健夜「え」 京太郎「んん」ギュッ 健夜「あぅ」 健夜(だだだ抱きしめられてルゥ―!?) 健夜(この20年間、男に抱きつかれるなんておとーさん除いたら初めてだよ!) 健夜(どうなってるの今日は!?なんか今までの灰色の人生になかった薔薇色の展開が続いてるよ!?ちょっと犯罪臭いけど!) 健夜(ここまできたら処女卒業まで―――) 健夜(処女卒業―――) 健夜「…」 京太郎「スースー」 健夜(目が暗闇に慣れてきたけど、京ちゃん、こうして近くで見るとすっごいイケメンだなぁ) 健夜(腕も胸も、筋肉で硬くて、抱かれてると凄く安心する…ずっとこの腕に抱かれたい…) 健夜(…ダメダメ!この子は15歳で、青春真っ盛りの男の子、もっと楽しい事がいっぱいあるんだから) 健夜(私みたいな灰色の人生を送ってきたアラサーなんて相手にするのは…) 健夜(灰色…)ムカッ 健夜(いいなあ。ズルイなぁ。こ、ここまでやってるんだから私にも少しくらい役得があってもいいんじゃないかなっ) 健夜(こっちは振り回されてばっかりなんだから)←風呂場で子供にセクハラをした27歳独身 京太郎「スースー」 健夜(京ちゃん…) 健夜(夢は見ないから…せめて手だけは貸してね) 健夜「この大きな右手を…ここにおいて…指を中に…」スッ 健夜「!!!!!」ビクゥンッ 健夜(ヤッヤバッ!)ハッ 京太郎「スースー」 健夜(よ、よかったぁ…声は出てないみたい…) 健夜(こ、このくらいにしておこうか…) 健夜「……」 健夜(も、もうちょっとだけ……)スッ 健夜(ちょ、ちょっとだけなら……)ピト 健夜「ひゃっ!ん……!あぁん……!」 健夜(な、何これ…!?一人でやるより何倍も気持ちいい…!!ダメ…こんなの体感しちゃったら止められないよう…!) 健夜(硬くてあったかい…でも…1本じゃ全然足りない…) 健夜(その御留守になってる左手も…胸の方に)スッ 健夜「んう……!」 健夜(く、癖に、なるぅ、これ……4本なんて気持ちよすぎるよぉ……) 健夜(あぅ…そ、そんなぁ、胸も一緒に攻められたら……おかしくなっちゃうよぉ) 健夜(あぁ…そんな奥をかき回されたら……ダメ!きちゃう!) 健夜「んんんんんんー!!」ゾクゾク 健夜「う……」 健夜(やば…こんなの覚えたら一人でやるなんて満足できないよ……) 健夜(もっと…熱くて太くて硬いのを入れたい……) 健夜「……」チラッ ~翌朝 健夜「~♪」ツヤツヤ 京太郎「あ、あの、小鍛冶プロ」 健夜「ん~なに~?京ちゃん」ツヤツヤ 京太郎「その…昨日はご迷惑をおかけしてすみません」 健夜「謝る必要ないよ~?」ツヤツヤ 京太郎「それに、病院まで送ってもらうなんて」 健夜「気にしないで~」ツヤツヤ 恒子「なにこれ」 恒子「一晩で戻ってるのも驚いたけど…ちょっとすこやん、昨日彼に何したの。それにいつの間に愛称で呼ぶ仲になったの?」小声 健夜「それは彼の名誉の為に話せません」フフン 恒子「あんまり男に縁がないからって襲ったりしてないでしょーね」小声 健夜「それも彼の名誉の為に話せません」フフン 恒子「いやそこは否定しようよ!?」 ~病院前 京太郎「この度はお世話になりました」ペッコリン 恒子「んん、まあ色々巻き込んじゃった気がしなくもないけど」 健夜「じゃあね京ちゃん。後でまたメールしてね」 京太郎「あ、はい」 タッタッタ 恒子「……すこやん」 健夜「ん?どうしたのこーこちゃん」 恒子「いつの間に彼とアドレス交換したの?」 健夜「? 今朝だけど?」 恒子「…すこやん、流石に15歳が相手は色々ヤバいよ?」 健夜「と、突然何言ってんの!?何もしないよ!?」アセアセ 恒子「まあなんにせよすこやんの電話帳に男の人の名前がようやく載るのか…よかったねーすこやん」 健夜「大きなお世話だよ!それに男の人なら、その……おとーさんが」ハァ 健夜(で、でもこれで京ちゃんが初めての男性(意味深)かぁ) ~清澄メンバーと合流 咲「あ、京ちゃん!元に戻れたんだね」 京太郎「よう咲。迷惑かけちまったな」 優希「ほんとだじぇ。全くご主人様に心配をかけるとは困った犬だじぇ」 和「麻雀で身体が縮むなんて…そんなオカルトありえません」ブツブツ 京太郎「誰が犬だ誰が。そういや部長たちは?」 咲「部屋で待ってるよ。心配かけたんだから早く顔見せてあげようよ」グイッ 京太郎「お、おい、咲、引っ張るなよ」 優希「あ、咲ちゃん、京太郎、待つんだじぇー」 咲(京ちゃん…どこに行ってきたの?病院にいたっていうのに――――) 咲(――――京ちゃんの身体から知らない女の臭いがする) これにてカン おまけ 和「SOAけど、もし本当であれば小さくなった咲さんをprpr出来るかもしれません…!」 和「しかもiPS細胞のおかげですぐに戻れる…!やはりiPS細胞はすごいです!」 和「というわけで聞いてみましょう!」 和「どうすれば人を小さくできるんですか!?」 ?「バーロー、おめーみてーなのには無理だよ」 ?「あれをやるなら銃弾を至近距離でかわしたり素手で電柱をへし折ったり月の石で進化したりしねえとできねえよ」 ?1「まだまだだね」 ?2「と思ったがやっぱちげーわ」 ?3「ケケケケケ」 和「」 女子が魔物麻雀なら男子は超人麻雀、はっきりわかんだね 今度こそカン きょうたろう「さき~、さき~っ」ビエー ?「おや?あれは…」 ?「ぼく、どこの子ですか?お母さんは一緒じゃないんですか?」 きょうたろう「ひっく…ひっく…」 きょうたろう「……」ビエー ?「おやおや…これは困りましたねえ」 ?「よっ、と」ヒョイ きょうたろう「ふぁっ!?」 ?「ここはひとつ、おねーさんが力添え致しましょうかねっ!」 きょうたろう「おねーさん……」 ?「はい。なんでしょう?」 きょうたろう「おねーさんは、だれ?」 ?「誰、と来ましたか。ふふ、名乗るほどの者ではありませんよ」ヨシヨシ きょうたろう「なの…?」 ?「あ、表現が難しかったみたいですね。仕方ありません」 煌「通りすがりの花田煌、ですよ」すばらっ きょうたろう「はな…きら…」 煌「これでもまだ難しいでしょうし…私のことは…そうですね、すばらとでも呼んでください」 きょうたろう「すばら?」 煌「すばらっ!」 きょうたろう「すばら!すばらっ!」キャッキャ 煌「んん!すばらな発音です!」 煌「しかし困りましたねえ。これから試合なのですが…」 きょうたろう「しあい?」 煌(まさか迷子の子を見つけてしまうとは…今から迷子センターへ送っても、きっと試合に間に合わない) 煌(しかし……放っておく訳にもいきませんよねぇ…)ウーン きょうたろう「すばら…?」 煌「はい?どうかしましたか?」 きょうたろう「すばら……いやそうなかおしてる」 煌(嫌そうな……?)ハッ 煌(しまった…今この子は迷子になって不安でたまらないのに) きょうたろう「だいじょうぶ?……おなかいたいの?」 煌(こんな小さい子に心配掛けさせるとは…自分がしっかりしなければならないというのにっ!) きょうたろう「すばら…?」 煌「ぼく、ちょっと来てください」タタッ きょうたろう「ふえ!?」 煌(迷子センターの場所はわからない、どれだけ時間が掛かるかも) 煌(しかし、私に持てる選択肢はそれだけじゃない……!) ガラッ 煌「部長!すいません、この迷子の子、お願いしますっ!」 哩「は、花田?いきなり現れよってから、何ば…」 煌「説明は後でします!とにかく一旦お任せしましたよぉっ!」ダダダッ 哩「」ポカーン きょうたろう「 ? ?」 姫子「花田のやつ、一体どげんしたとですかねー?こんな小さい子」ナデナデ きょうたろう「きゃっきゃっ」 哩「花田の事やし、きっとまた余計なおせっかい焼きよったんやね」 きょうたろう「すばら!すばら!」 哩「もううつっとる」クックッ 姫子「ぶちょーもうつりよったとですもんねー?すばら」 哩「や、やかましかっ!///」カァッ 仁美「あ……花田。会場間に合ったんやね」チュー きょうたろう「すばらー!」 哩「テレビ映りよる花田ばすばらと。なるほど、確かにあいつはすばらやね」 姫子「ピッタリとですね」フフッ 哩「そういやお前さん、名前は?」 きょうたろう「なまえ?…きょーたろー!」 哩「ふんふむ、きょーたろーって言うんか」 美子「」ビクッ 仁美「こんな小さか子でんダメかー」 きょうたろう「?」 哩「ああ…美子は軽く男性恐怖症やってな」 きょうたろう「だんせー…きょー……」 姫子「簡単に言うと、男の人が怖かとなんよ」 きょうたろう「んんー?」 きょうたろう「おねーちゃん、ぼく、こわいの?」(首を傾げる) 姫子(うっ……)ドキッ 哩(怖かって言うよか) 仁美(可愛か……)キュン 美子「…………」 哩「美子……」 美子「…えと」モジッ 美子「だ、大丈夫…だよ」ニコ… 姫子「美子先輩が……笑った……」 哩(かなり態度に説得力欠けとるけどな……) きょうたろう「よかったー」ニヘ 哩「きょーたろーはどっから来よったんか、わかるか」 きょうたろう「んー?えっとー…」 姫子「いちいち動きが小動物みたかとですねー」ホワー 哩「手ぇ出さんと頼むぞ」 姫子「いや流石に出しませんよ!?」 きょうたろう「んとね、さきときたー」 哩「ほう……さきか」 姫子「ぶちょー?知っとるとですか?」 哩「いや知らんけど」 姫子「」ズルッ 仁美「ま、まあ手がかりは無いよかあった方が良かとやし…な」 きょうたろう「 ? ??」 仁美「きょーたろー、ジュース飲むか?」 きょうたろう「ジュース!?のみたい!」 姫子「そういや前から気になりよったんですけどー」 姫子「仁美先輩、そのジュースいっつも何飲みよるとですか?」 仁美「んー?こいか」チュー 仁美「野菜ジュースやけど」 姫子「……や、野菜ジュース…は子どもにはちょいとヘビーなんでは……」 仁美「や、流石になんか買ってきよるけん……こい口ついとうし」 姫子「そ、そうでしたか、すいません」 哩(……普通にそのジュース飲ますんやと思うとった…) 美子(野菜ジュースだったんだ……アレ……) 煌「いやー……ダメでした」ハッハッ 哩「いやいや、私が苦戦しよった相手にようやった方よ。花田」 煌「一歩…どころか、全然及ばずでしたけども、やれることはやりました」 煌「個人戦で全国出られただけでも満足ですし…」 哩「そうか……。……美子、出番ぞ」 美子「は、はい…」 姫子「このやり取りも二回目とですねー」 煌「…っと、ところであの子は…?」 哩「仁美とジュースば買いに行きよったぞ」 きょうたろう「あー!すばらだー!」 仁美「おう、お疲れさん」 煌「はい、ただいま戻りましたよ」ニコッ 煌「そう言えば…何かわかりましたか?この子の事」 哩「名前はきょーたろー」 煌「ふむふむ」 哩「さきっちゅう子と一緒に来よったらしい」 煌「さき……見つけた時もその子の名前を呼んでましたね。他には?」 哩「以上よ」 煌「すばっ!?」 姫子「悲しかとやけど……こい、現実なんよね…」 仁美「そして現実とは非情なもんよ」チュー きょうたろう「おはなし、むつかしい……」 きょうたろう「すばらーすばらー!」 煌「はいはーい、すばらですよー」 姫子「花田のやつ、めっちゃ懐かれよってますねー」 哩「元から面倒見良さそうやしね」 きょうたろう「きゃっきゃっ」 煌「や、やめっ、そこは…」 哩「!?何ばしよ…っと…」 きょうたろう「きゃっきゃっ」(すばらホーンを引っ張る) 煌「ひぎゃーっ!」イタイイタイッ 哩・姫子「」ビビクン 仁美「?」 哩「……」(震えながらおさげを押さえる) 姫子「……っ」(震えながら触角みたいな髪を押さえる) 煌「あ、今更気になってたんですけども」 哩「どげんしよった?」 煌「部長と姫子さんは、どうして個人戦にエントリーされなかったのかな、と」 きょうたろう「」ビクッ 姫子「あー」 哩「私と姫子は個人戦向きじゃ無かとやけん」 煌「それでも部長たちならば結構良い成績を…あれ、きょーたろーくん……?」 きょうたろう「こじ、こじん…せ……ん」ガクガク 煌(様子がおかしい!?一体何が……) きょうたろう「あたまが……い…た……っ」かくっ 哩「きょーたろーっ!?」 煌「きょ、きょーたろーくん…きょーたろーくん!?」 煌「あ、今更気になってたんですけども」 哩「どげんしよった?」 煌「部長と姫子さんは、どうして個人戦にエントリーされなかったのかな、と」 きょうたろう「」ビクッ 姫子「あー」 哩「私と姫子は個人戦向きじゃ無かとやけん」 煌「それでも部長たちならば結構良い成績を…あれ、きょーたろーくん……?」 きょうたろう「こじ、こじん…せ……ん」ガクガク 煌(様子がおかしい!?一体何が……) きょうたろう「あたまが……い…た……っ」かくっ 哩「きょーたろーっ!?」 煌「きょ、きょーたろーくん…きょーたろーくん!?」 煌「……っ!」ダダッ 哩「どこ行きよる!」 煌「医務室に……こんなに広かったらあるはずっ!」ダダダッ 哩「花田……あいつっ」 姫子「でもぶちょー…他に方法無かとやったと思いますけど」 哩「あの様子……明らかに普通じゃなか」 哩「医務室でどうこう出来る問題とは思えん……千里山の先鋒みたく」 姫子「……救急車!」 哩「ここぞって時こそ冷静にならんといかんのに……あいつは!」 煌「きょーたろーくん……待っててください、今……!」 ?「あ、あれは…」 ?「先輩っストーップ!!」 煌「すばっ!?」ビクゥッ 煌「な、なんですかいきなり大声を出し……っ!」 ?「それに犬も!先輩~趣味が悪いじぇ?」 煌「ゆ……優希!?」 優希「へっへ~ん、お久しぶりだじぇっ!」 煌「元気そうでなによりすばらです!…と言いますか…い、犬って」 優希「そこのぐったりしてるのが、何を隠そう我が麻雀部の犬だじぇ」 煌「こ、こんないたいけな小さい子を犬だなんて、すばらくないっ!」 優希「いや、これには海よりふっか~い訳があるんだじょ…先輩…」 ~事情説明中~ 優希「と言うわけなんだじょ」 煌「男子の部ってそんなに世紀末なんですね……」ブルブル 優希「一歩間違ったら麻雀どころか人生までやめされられそうだじぇ……」 きょうたろう「んっ……んぐ」 優希「お、起きたか。先輩に迷惑かけて、まったくダメな犬だじぇ!」 煌「いえいえ、元はといえば私が…」 きょうたろう「あ、たこす!」 優希「誰がタコスだ!飼い主の名前まで忘れるとは…っ」ワナワナ 煌「あ、あはは……まあまあ、京太郎くんに大事無かったんです。何よりですよ」 きょうたろう「すばらだー」キャッキャ 咲「優希ちゃん、見つかったー?」タタッ 和「優希……それに、煌先輩まで?」 煌「和!お元気そうで…………」ジトー 煌「全く持ってすばらな成長を遂げましたね……!」 優希「私が手塩にかけて育てたからな!」ワキワキ 咲「ゆ、優希ちゃん……」 和「そんな覚えありませんっ!」ズビシ きょうたろう「あ、さきー!」パアア 咲「京ちゃん、おかえり」ニッ 煌「なるほど、あなたが“さき”ですか」 咲「は……はい…?」 煌「京太郎くんにどれだけ事情を聞いても、“さきときた”としか言ってくれなくて…」 咲「えっ…」 煌「見つけた時なんて、べそ掻きながら“さきー!さきー!”って大変だったんですよ」 咲「そ、そうなんですか…」 咲「…京ちゃん…///」 和「」ムッ 優希「嘆かわしいじぇ犬っ!主人が誰だかも忘れたとはっ」グニ きょうたろう「ふえぇ…」 煌「こ、こらこら!」 和「…………」ゴゴゴゴゴ ~なんやかんやで~ 久「本日はうちの部員がご迷惑をおかけして……」 煌「いえ、私は人として当然の事をしたまでですよ」すばらっ まこ「少し目え離した隙にちょろっと居なくなるけえ、首輪でも付けるか」 咲「流石にそれは…」 和「アリですね」 咲「えっ」 優希「名実ともに犬だじぇ!よかったな!」 煌「そんなすばらくないことはいけませんよっ!」プンスコ 久「ああ、こういう真面目な人、うちにも欲しかったなあ…」 まこ「どの口が言うんだか」ボソッ 久「何か言った?」 まこ「いやなんも」 煌「それでは、私そろそろお暇しますね」 久「今度長野に来ることがあったら、このメガネの子の店に来ると良いわ。サービスしてくれるそうだから」 まこ「なっ……あんたぁ!そんな無責任なっ」 煌「ははは…」 きょうたろう「すばらー」 煌「では京太郎くん、しばしのお別れです」 きょうたろう「いっちゃうの……?」シュン 煌「……ええ。それも、かなり長いお別れになると思います」 きょうたろう「やだ!すばらいっちゃやだ!」ビエーッ 咲「京ちゃん…」 優希「犬め、まだわからな…」 煌「優希」ズイッ 優希「せ、先輩…」 煌「……良いですか、京太郎くん」 煌「人には、かならず別れの時が来ます。誰にでも。誰とでも」 煌「しかし、私との別れは一時的なもの」 きょうたろう「いち…じ……?」 煌「早い話がすぐまた会えますよっ!ってことです」ナデナデ きょうたろう「また……?」 煌「はい。ですから、京太郎くんはこれからたくさんすばらなことをして、たくさん誉められて。いつしかすばらな人間になるでしょう」 きょうたろう「すばら……んっ」 煌「おおきくなったら、また会いましょう。今度はありのままの姿で…ね?」ギュッ きょうたろう「……うんっ」グス 煌「良い子です。京太郎くんは、本当に良い子……すばらですっ!」ニコッ ~それから時は、それなりに過ぎて。~ 煌「っん~!懐かしい!ふるさとの空気~っ!」ノビー 煌「さて……まずは前に伺った、清澄高校にでも行ってみましょうかね?」 煌「本当の京太郎くんにも会えるかも知れませんし」 京太郎「んしょ、んしょ、ったく……あいつら……特に優希!買い出し頼み過ぎだってぇの…」 煌「……成る程。これが“犬”ですか」 京太郎「誰が犬だっ……あれ、あなた確かどこかで……?」 煌「」クスッ 煌「なんでしょうこれ?新手のナンパですか~?」 京太郎「なっ、あっ、違くて……記憶違い?でっ」 煌「あはは、ジョーダンですよジョーダンっ」 京太郎「ふえ?」 煌「“また”会いましたね。……京太郎くんっ!」 カン。 おまけ 哩「花田……?きょーたろーはどした?」 煌「飼い主に返してきましたよ~」 姫子「ん、それなら一安し……ファッ!?」 仁美「飼い主とか……何があった」 煌「ふっふっふ。内緒ですっ」 哩「キャラ変わっとる!」ガビーン 美子(全然出番無かとやった…個人戦云々も投げっぱやし…くすん) 終われ
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麻雀部主催クリスマスパーティの帰り道 京「あー死ぬほど騒いだから疲れたなあ」 咲「京ちゃん率先して盛り上げてたもんね、お疲れ様」 京「まあそういうの好きだからな、疲れたけど別に苦じゃなかった」 咲「中学の頃から全然変わらないよね、そういうお祭り好きなところ」 京「どうやったら嫌いになれるのか逆に聞きたいもんだね…お」 咲「どうしたの?…あ」 京「雪だ!」 咲「うん、雪」 京「なんていうか良いタイミングで降ってきたなおい」 咲「ホワイトクリスマス、だね。もうちょっとで終わりだけど」 京「うおおーなんかテンション上がってきたー!」 咲「ちょっと落ち着いて、夜遅いんだから」 京「おお悪い悪い、つい勢いで」 咲「まったくもう…」 京「――――――もう分かれ道か、もうちょっとこのひと時を味わいたかったぜ」 咲「私はハイな京ちゃんのツッコミ役から解放されると思うと気が休まるよ」 京「ったく、こんな時くらいもっとノリよくしろよ」 咲「京ちゃんが悪ノリしすぎなの」 京「…咲」 咲「ん?」 京「来年もまた一緒に騒ごうな」 咲「…そんなの当たり前でしょ?」 京「そうか。じゃーな」 咲「うん、ばいばい」 京「あ、咲に一言いい忘れた」 咲「…そういえば私も京ちゃんに」 京「一緒に言うか?」 咲「そうだね、せーの…」 「「ハッピークリスマス!」」 京「はぁ…世間はクリスマスだっていうのに俺はさみしく家で一人ぼっちかぁ…」 ピンポーン 京「?ったくこんな時間に一体誰だよ」 咲「…京ちゃん…いる?」 京「なんだ咲か?」 ガチャ 京「どうした…って!!おまっ!なんだよその格好!」 咲「えへへ…部長がねどうせ須賀君はクリスマスは家でさみしく一人ぼっちだろうからこのサンタコスで元気付けてきなさいってさ」 京(くっ…当たってる…) 咲「ねぇ京ちゃんこれどう似合ってる?」 京(…やべえな結構似合ってる…不覚にもかわいいと思ってしまった…だが素直にかわいいとは言えないし…) 京「まっまあ…そこそこ似合ってるんじゃないか?」 咲「もう!そこそこって…これ結構スカート短くて恥ずかしいの我慢して来たのにぃ」 京「我慢してまでなんで来たんだ?」 咲「そっそれは…」 咲(う~クリスマスこそは京ちゃんに告白しようと思って部長に協力してもらったなんて言えないよ//も~京ちゃんのバカ~//) 京「まあとにかく中入れよ寒かったろ?」 咲「うんありがと」 京「で、咲サンタさんよ、なんかプレゼントは持ってきてくれたのかい?」 咲「もう京ちゃんは~」 咲(確か部長が京ちゃんを落とす必殺プレゼントがあるって…) 咲「?何これ?」 京「なんだこれえらく長いリボンだな」 咲(?これは部長が書いたメモ!なになに…?) 咲「えーーーー!!!」 京「うおっ!どうした咲?」 咲「なななんでもないよ!なんでもない!!」 京「なんでもないわけないだろ なんだそれメモか?」 咲「あっ京ちゃんダメ!」 京「なになに…このリボンを巻いて私がクリスマスプレゼントよ!って…えーーーー!」 咲「あああ//そっそれはその誤解というかなんというか//」 咲(あーもうこれ絶対京ちゃんに嫌われちゃったよ…どーしよう…) 京「………」 咲「京ちゃんどうしたの?」 京「いや…俺はべつに咲がクリスマスプレゼントでも…いいかなって…」 咲「!!!京ちゃんそれって…」 京「なんだよ咲は嫌なのか?」 咲「嫌なわけないよ!!だって私京ちゃんのこと…!」 京「俺のこと?」 咲「…すっ好きだもん//」 京「じゃあ決まりだな」 咲「えっ…?」 京「咲からのクリスマスプレゼントありがたくいただきます!」 咲「京ちゃん……//」
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盆栽ゴーレム クラス 種族 レアリティ マナ 初期LV 初期HP 初期ATK 最大LV 最大HP 最大ATK 固有スキル 昇格 ディフェンダー 鬼 5 3 1 15 6 3 大地の守護 盆栽ゴーレム>樹海ゴーレム 樹海ゴーレム クラス 種族 レアリティ マナ 初期LV 初期HP 初期ATK 最大LV 最大HP 最大ATK 固有スキル 昇格 ディフェンダー 鬼 6 3 15 6 3 25 大地の守護 盆栽ゴーレム>樹海ゴーレム 昇格素材 鋼の小手 鋼の胸当 鋼の兜 鋼の巨盾 入手方法 通常ガチャ オーガガチャ 名前 コメント
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Golem(形なきもの/ヘブライ語) もとヘブライ語で<形なきもの>の意。 ユダヤ教経典<タルムード>では、神が大地からアダムを生み出す前の胎児を指した。 後に伝説化され、胎児のままの泥人形がカバラの呪文によって動き出すが、 額のemeth(真理)という護符の一字を取りさるとmeth(彼ハ死セリ)となって崩壊し、 土に戻ったという。 (大百科事典/平凡社) タグ:ヘブライ語 カルドセプトDS サンドゴーレム モンスターファーム(PS) モンスターファーム(PS2) モンスターファーム2 モンスターファーム4 モンスターファーム5 モンスターファームアドバンス